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2013年 08月 10日
目撃者を探しています! 8/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、近況のご報告をしようと思います。

2013年7月9日 東京地方裁判所 709号法廷で【第12回口頭弁論】が開かれました。 

今回の公判に先立って、原告側から東京地方裁判所に準備書面(6) 証拠説明書(5)書証(甲第10〜12号証)が提出されました。

【甲10号証】作成者:東京地方検察庁検察官検事 和田澄男 作成年月日:2012年11月21日
◇被害者原田信助に係る暴行被疑事件(平成22年検第14522号)については捜査記録が存在すること。しかし、原田信助を被疑者とする暴行被疑事件の記録は存在しないこと。新宿署は双方暴行についてどちらも送検していないこと。
【甲11号証】作成者:(株)日本記録士協会所属 記録士 吉本 洋子(反訳者)作成年月日:2010年1月11日
◇特命捜査本部において、故原田を被疑者とする都条例違反事件の捜査をしている最中に、新宿署の黄海副署長が、原告に対して、捜査状況を全般的に説明しており、警察では故原田を犯人だと判断していないこと、故原田を犯人だとする客観的な証拠がないこと、故原田を被疑者とする捜査はすでに終了しているので故原田の姿写真は裁断することになっていることなどを説明したこと。
【甲12号証】作成者:●● ●● (集団暴行事件の目撃者の方が検察庁特捜部にてご供述下さった陳述書)作成年月日:2010年10月17日
◇平成21年12月10日午後11時過ぎ、JR新宿駅の総武線ホーム(池袋方面行き)に向かう階段の下付近で、2mくらいの至近距離で目撃した状況は、私服で少し脱色した今どきの感じの髪型をした学生らしき2,3人の男性がひとりの男性を取り囲んで、うちひとりがうずくまっている男性の胴体付近を思いっきり何度も蹴っていた。周囲の人が「もう止めとけよ」と止めても、蹴るのをやめなかったので、駅員を呼ぶことになった。そのときにはまだ駅員も警察官もいなかったというものだった。

裁判長から、原告側代理人に、乙31号証(息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データ)と甲11号証(新宿署黄海副署長の説明の音声データ)を提出するようにという申し出があり、原告側代理人が「録音の音声は法廷で公開したい」旨 回答したところ、裁判長は「それは、こちらが聴いてから判断します」とのことでした。

休廷後、間もなく、清水勉先生を始めとする弁護団の先生方は、【息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データ】(乙31号証)と【私 原田尚美が録音した新宿署黄海副署長の説明の音声データ】(甲11号証)を提出しました。
息子は、2009年12月10日午後11時過ぎに、無理やり連行されたJR新宿駅西口交番で「録っておりますので、続けて頂けますか?」と録音を始め、その後の新宿署における取調べの様子等、全て残して逝きました。

事件の一ケ月後に、私は新宿署にお伺いして、当時の副署長黄海氏からご説明を受けました。
【甲11号証】の作成者は、(株)日本記録士協会所属 記録士 吉本 洋子氏(反訳者)となります。
反訳書には、以下の黄海氏のご説明が掲載されています。

「取り調べじゃなくて事情聴取ですね。息子さんは、犯人じゃないんで・・」
「物証、物証はないです」
「ええ、ええ。ですから、事情を両方聞いてて、警察の方では、原田さんに痴漢の疑いが掛けられてましたけれども、原田さんがやったという特定はできませんよと、いうふうに学生にも言いました」
「まあ、我々ね、ほんとにね、あのー、ちゃんとやってますよ」
「ううん。だって、あの、無罪の人作っちゃいけないもん」
「だって、あの、この人痴漢なんて来た人を鵜呑みにしたら、痴漢なっちゃうんですよ」
「息子さん、犯人じゃないんで、(写真は)裁断しなきゃいけないんです」

黄海氏は、「息子さんが受けた暴行事件の捜査は継続してやっていきます」とお約束して下さいました。
ところが、1月28日に、新宿警察署の菅原生活安全課課長から電話があり、息子を東京都の迷惑防止条例(痴漢)の被疑者と認定し、書類送致するとのことでした。
女子大学生の被害届が出されているのか訊ねましたが、有無について明言を避けられ、「新宿署として認定した」と言われました。

※菅原生活安全課課長のお話 
「いろいろですね、関係している方と、あと、そういったことでいろいろ捜査しましてです、駅員さんとか、関係した学生さんの方からも話を聞きましてですね、あと、ビデオテープとかいろいろですね、あのー、捜査のほうで調べましたらですね、もう残念ですけれども、息子さんのほうがですね、迷惑防止条例の被疑者と認定しましてですね、送致すると言うような形になりましたので、予めですね、ご連絡っていうことで差し上げたわけでございます」

その数ヵ月後に、黄海副署長は、本署に「教育係」として栄転されたと聞きました。

次回口頭弁論では、裁判長が、息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データと、私 原田尚美が録音した新宿署黄海副署長の説明の音声データを、裁判所で公開できるかどうかご判断されることと思います。

息子は自ら、新宿警察署の取り調べの可視化を行いました。
裁判官の方々が、「息子の録音」を証拠として採用することを信じています。
また、事件の一ヶ月後に、私 原田尚美が新宿署で録音した「黄海副署長のご説明」を、裁判所で公開するべく、裁判官の方々には、お力添えを頂きたいと心から願っています。

7月13日に、息子が急逝してから、四度目のお盆を迎えました。
当日、何方かが息子に花束をお届け下さいました。
お心遣いに、息子もきっと感謝していることと思います。

菩提寺の大きな蓮の花が次々と開花しては散り、今は一つの花だけが凛として咲いています。
この花のように、この国の司法も清々しいものであってほしいと願います。

息子はきっと、自分と同じような被害者の方が続かない様、願っていることと思います。
息子の名誉の回復のため、真実を明らかにするため、がんばってまいります。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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by harada-n | 2013-08-10 08:00 | Comments(5)