2014年 04月 06日
目撃者を探しています! 4/6 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、近況のご報告をしようと思います。

3月4(火)に東京地裁で第16回口頭弁論が開かれました。
その後、増田 利昭弁護士のご協力の元、「陳述書」を作成して裁判所へ提出しました。

3月18(火)は春のお彼岸の入りでした。この日、息子の告別式が行われた戸田斎場を訪ねました。
2009年12月11日午後9時3分に息子が急逝した当時、息子の死を信じられないまま、お通夜と告別式が行われました。息子と別れたのが何時だったのか、記憶がありませんでした。

当日、係の方に四階のⅡ式場にご案内頂きました。当時は和室でしたが、洋間に変わっていました。
息子が安置されていた場所で、献花させて頂きました。そして、出棺が午前10時だったことを教えて頂きました。
白い花束は、次の葬儀があるまで置いてくださることになりました。
係の方のお心遣い、有難く感謝しております。

今日は、息子に近況の報告に行ってまいりました。
菩提寺では、入口近くのしだれ桜が満開で、その下に海棠が可愛い花を咲かせていました。
小鳥たちが楽しそうにさえずり、とても素晴らしい光景でした。
3月31日に、息子に届けたチューリップとフリージアの花は、先日の雹に打たれながらも、凛として咲いていました。

4月8日は、お釈迦様のお誕生日(花祭り)だそうです。
当日は、東京地裁の12階にて、裁判官・原告・被告による進行協議が開かれます。この協議で「証人を誰にするか」決めるそうです。 正しい人選が行われることを信じています。
11時30分〜弁護士会館503会議室で、清水 勉弁護士による報告会が開かれます。皆様のご参加をお待ちしております。

先日、息子が通勤する際に通っていた飛鳥山公園の桜を鑑賞しました。
満開の桜の中を、走っている息子の姿が見えるような気がしました。

2011年4月26日に、東京都を提訴してから、三年が経とうとしています。
息子はどのような思いで、裁判の行方を見守っているのでしょうか。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2014-04-06 19:10 | Comments(0)
2014年 03月 10日
目撃者を探しています! 3/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、近況のご報告をしようと思います。

3月4日(火)午前11時から、東京地方裁判所にて、第16回口頭弁論が開かれました。
開廷前、地裁前で、【目撃者を探しています!】【新宿署違法捜査憤死事件】【裁判傍聴のお願い】のチラシを、ご通行される方々にお渡ししました。今回は、細田加代子氏とお知り合いの方がご協力下さったので、チラシを全て配布することができました。

法廷では陳述(文書)のやりとりが行われ、次回は4月8日に、地裁の12階で進行協議が開かれることになりました。
この協議で、証人尋問の人選が行われるそうです。

事件直後からご支援下さる方々やインターネットを通じて知り合った方々、犯罪被害者家族の会の方々、差別ネットワークの方々に、傍聴ご支援を頂きました。
ジャーナリストの林克明氏、三宅勝久氏、寺澤有氏にもお越し頂きました。
皆様、お寒い中、有難うございました。
山梨県、群馬県、神奈川県等、遠方からお越し下さった皆様、本当に有難く感謝しております。

休廷後、弁護士会館で、清水勉先生による報告会が開かれました。
息子とJR新宿駅職員がかけた110番通報の公開の必要性について。自称被害女性とその友人たち、事件に関わった警察官の証人尋問の必要性について、お話がありました。

次回の進行協議は、非公開だそうですが、終了後、清水先生が「報告会」を開いて下さることになりました。
場所等、決まりましたら、お知らせいたします。

清水先生のお話では、「どちらが勝っても控訴する事案」だそうです。
まだまだ長い道程のようですが、これからもご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

2011年4月26日に、国賠を提起してから、三年が経とうとしていますが、多くの方々のご支援に支えて頂いて、今まで頑張って来ることができました。
ご支援くださる皆様と、清水勉先生を始めとする弁護団の先生方には、本当に有難く感謝しています。

息子の好きだったチューリップの花が出回っています。
色とりどりのチューリップの花を、息子に届けながら、「次は何色にしようか・・?」と、息子に訊ねてしまいます。
息子は、「何色でも構わないよ」と答えているような気がします。

息子はきっと、自分が愛した友人の方々が、自分と同じような被害を受けないよう願っていることと思います。


「継続は力なり」。息子が好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2014-03-10 07:00 | Comments(1)
2014年 02月 10日
目撃者を探しています! 2/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、近況のご報告をしようと思います。

1月23日から、「息子の事件とその後の経緯」について、書き始めました。
2009年12月11日に、息子の事故をご連絡頂いてからの出来事、息子が急逝した後に、問い合わせをしたJR東日本や新宿警察署の不誠実な対応の数々、息子が残したボイスレコーダーの記録、友人の方々の思い、ご支援くださる方々との出会い等、記しました。
生前の息子のことを書いていた時、お友達の方々から頂いたお手紙を読み返しました。
息子は、友人に恵まれた学生時代、社会人時代を過ごしていたことを、改めて思い起こしました。

息子の事件後、私はご支援くださる方々に支えて頂いて、現在は国賠訴訟という裁判の中で、真実を多くの方々にお伝えすることができるようになりました。

警察被害に遭われた殆どの方は、泣き寝入りを強いられるのが、この国の現状と聞いています。
清水勉先生を始めとする弁護団の先生方に出会えたことは、本当に有難く、感謝しています。

2013年12月11日に、息子に届けた白いチューリップは、今年になっても成長を続け、どんどん丈が長くなっていきました。年末に届けて頂いた黄色いチューリップも、1月の末まで元気な姿を見せてくれていました。
今は、ピンクのチューリップが、息子の前で咲いています。

2月8日、東京に20年ぶりの20センチを超える積雪がありました。
20年前・・ 息子は9歳でした。
朝起きて、積もった雪の中で飛び跳ねて喜んでいました。二人で大きな雪だるまとかまくらを作りました。
そのかまくらは、息子とお友だちが二人で入れるほどの大きさでした。かまくらに上る階段も2・3段作りました。かまくらを背景に、息子の写真を沢山撮りました。

息子が急逝した翌年(2010)年には、4月16日から17日にかけて、記録を更新する積雪がありました。
息子の26回目の誕生日を前にして降ったこの雪は、信助の悲しみの雪なのだと思いました。

息子はきっと、自分と同じような警察による被害者の方が続かない様、願っていることと思います。
真実を明らかにして、息子の名誉を回復できるその日まで、がんばってまいります。

次回口頭弁論は、3月4日(火)11時〜 東京地裁709号法廷にて開かれます。これからもご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

2月11日は、息子の50回目の祥月命日となります。
明日は、事件が起きた JR 新宿駅の南口で午後2時から、差別ネットワークの方々の街宣に参加させて頂きます。

「継続は力なり」。息子が好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2014-02-10 07:30 | Comments(3)
2014年 01月 10日
2014年 気持ちも新たに迎えました。
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

2011年から始めたツイッターでは、2885名の方々にフォローして頂き、2012年から始めたフェイスブックでは、1285名の方々と友人になることができました。
多くの方々が、この国の現状と行く末を憂えておいでのご様子が、インターネットを通じて共有することができることは、本当に有意義なことと思います。

皆様に今日は、新春の近況についてお伝えしようと思います。

元旦は、例年通り、息子が私に託していったボイスレコーダーの録音を聴きました。
1月2日は、息子が学生時代から毎年、年末年始の奉仕に通っていた鎌倉の鶴岡八幡宮に行って参りました。今年は、息子の同級生だった方がお付き合いしてくださいましたので、道中が短く感じられました。
1月3日は、息子の菩提寺に行って参りました。本堂のご本尊様にお焼香させて頂きました。
1月7日は、3年前にフェイスブックで友人になって頂いた「赤羽ほっと村・れんげまんま代表」の岡田孝一氏をお訪ねして、その後、兼松信之氏ご主催の「差別ネットワーク:渋谷駅前の街宣」に参加させて頂きました。
渋谷駅前をご通行中の皆様方に、この国の男性差別について、少しでも御理解頂けたなら幸いです。

昨日は、息子に近況の報告に行って参りました。
2013年12月11日の、息子の祥月忌の法要時の白いチューリップと霞草と、年末にどなたかに届けて頂いた黄色いチューリップの花たちが元気よく咲いていました。
息子の菩提寺には、いつも小鳥たちが楽しそうにさえずっています。

この国に生息するすべての生命が幸せであることを祈りました。

3月4日に、第16回口頭弁論が開かれます。
「裁判所が、自称被害女性の証人申請を認めるのか!?」 が 焦点となります。
そして、それは「司法が正義を行なえるのか」の見極めのポイントとなると思います。
一人でも多くの方々に、傍聴ご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

息子が急逝して、1490日が過ぎました。
息子はきっと、自分と同じような警察被害者の方が続かないよう、願っていることと思います。


「継続は力なり」。息子が好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2014-01-10 07:00 | Comments(4)
2013年 12月 30日
第15回口頭弁論のご報告
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、12月16日(月)に開かれた第15回口頭弁論と その報告会についてお伝えしようと思います。

◇12月16日(月) 11時から 東京地裁803号法廷で、第15回口頭弁論が開かれました。

長期にご支援下さる方々や、息子と同じ冤罪被害者の方々、インターネット等で息子の事件を知って 傍聴ご支援を始めて下さった方々にご参加頂きました。
小林邦三郎氏を始めとする「犯罪被害者家族の会」の方々、ジャーナリストの寺澤有氏・林克明氏・三宅勝久氏 細田加代子氏とご友人の方々にも 傍聴ご支援を頂きました。
皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
また、息子の代理人を引き受けて下さった清水勉先生を始めとする弁護団の先生方には、本当に有難く 感謝しています。

今回の公判では、原告が10月29日(火)に裁判所に提出した【立証計画】に対する、被告東京都からの回答がありました。
◆被告東京都は、12月16日付けで【立証計画に対する意見書】を提出し、「被害女性、訴外甲、訴外乙、原田宏二、山岸薫、安平警部補、大倉巡査部長、永嶋瞳美、立岩哲夫及び警視庁警務部訟務課職員について、証人尋問を行う必要はない。」と回答しました。
(被告の立証計画と趣旨は以下の通り)
◆被告の立証計画と趣旨
被告は、新宿職員らの職務行為の状況等を立証するため、平岡巡査部長、宿利巡査、井上警部補及び松浦警部について、証人尋問の申出をする予定である。
なお、被告の尋問時間は
○平岡巡査部長、30分
○宿利巡査、30分
○井上警部補、45分
○松浦警部、45分 を予定している。

1 自称被害女性と、 訴外甲、 訴外乙(一緒にいた男性2名)に付いては、「被害女性らの供述は、取り扱った警察官を尋問することによって明らかになるから、被害女性らの尋問を行う必要はない」

2 原田宏二氏(元北海道警察釧路方面本部長)に付いては、「訴外原田が証言する警察組織の実情は、新宿署員らの職務行為の違法性を判断するに当たって、本訴において立証する必要のない事実であるから、訴外原田の尋問を行う必要はない。
さらにいえば、訴外原田は、警視庁での勤務経歴を有しておらず、訴外原田が証言する事実は、警視庁と関連のない事実である(警察庁や道府県警察の実態が、当然に警視庁に当てはまるなどという経験則は存在しない。)から、この点からしても、本訴において訴外原田の尋問を行う必要はないといわざるを得ない」

3 山岸薫(巡査長)(110番受理者)に付いては、「亡信助が110番通報した際の申立内容等は、甲3号証の2ないし5によって十分明らかになっているから、これらの書証を取り調べた上、重ねて山岸薫の尋問を行う必要はない」

4 安平義則(警部補)に付いては、
「安平警部補による亡信助の事情聴取の経過は、音声録音とその反訳書(甲13号証、乙31号証)という客観的な証拠によって明らかになっているし、安平警部補に対する尋問事項のうち、訴外乙の取調べ状況以外は、井上警部補に対する尋問事項と同様であるから、井上警部補の尋問を行なった上、重ねて安平警部補の尋問を行う必要はない」

5 大倉孝幸(巡査部長)に付いては、
「大倉巡査部長に対する尋問事項は、亡信助による110番通報の認知状況、亡信助及び被害女性らの事情聴取の状況、亡信助及び被害女性らを写真撮影した状況、防犯カメラの確認状況に関する事項であるところ、これらの事項は、大倉巡査部長とともに、亡信助及び被害女性らの事情聴取や写真撮影に当たった井上警部補の証人尋問によって明らかになるから、重ねて大倉巡査部長の尋問を行う必要はない」

6 永嶋晴美(新宿署巡査部長)に付いては、
「乙24号証記載の方法で被害状況を再現した理由は、捜査主任官として、捜査すべき事項及び捜査員の任務分担を定め、捜査方針を立てるなどした松浦警部補の証人尋問によって明らかになるから、永嶋晴美の尋問を行う必要はない」

7 立延哲夫(警視正)(新宿署署長)に付いては、
「同人に対する尋問事項は、本件捜査に係る捜査指揮、捜査経緯、捜査体制及び警視庁本部との連絡状況に関する事項であるところ、これらの事項は、捜査主任官として本件捜査を直接に担当した松浦警部の証人尋問によって明らかになるから、同警部の尋問を行った上、重ねて立延哲夫の尋問を行う必要はない」

8 警視庁警務部訟務課職員(氏名不詳)に付いては、
「警視庁本部が訟務対策として本件捜査を行わせたなどということは、単なる原告の憶測に過ぎないから、警視庁警務部訟務課職員の尋問を行う必要はない」

9 原告本人(原田尚美) に付いては、
「原告本人を尋問することについて意見はない」

◇休廷後、隣接する弁護士会館5階502D会議室にて、清水勉主任弁護士による報告会が開かれました。
清水勉弁護士によると、証人申請についての概要が決まるのは、次回平成26年3月4日の公判になるそうで、4月中旬、遅くても5月中には、証人尋問が始まる予定だそうです。
清水勉弁護士は、「自称被害女性と暴力を振るった学生の証人尋問は、ぜひ実現したい。こちらは、『新宿署が作成した送致記録の写真の女性は、本物ではない』と書いている。写真と同じ女性が出てくれば、供述の変遷を追求することができる。また、本物(別人)が出てくれば、警視総監のクビが飛ぶくらいの大事件になる」と仰っておいででした。
『裁判所が、自称被害女性の証人申請を認めるか否か!?』で、【新宿署違法捜査憤死事件】に対する裁判所の姿勢と、今後の裁判の流れが分かるそうです。
 
【沙羅双樹の花氏のブログ】に、『 自称被害女性は、法廷で証言するのか?』
【第15回口頭弁論傍聴記】をご登載頂きました。長期のご支援に御礼申し上げます。

http://sarasoujunohana.blog.fc2.com/blog-entry-870.html


12月24日に、息子とよく食事に行ったお店で、息子と同年に早稲田大学商学部をご卒業された方にお会いしました。
同じ都電でご通学されていた方なので、息子の写真を持参しましたが、「お話した記憶はありません」とのことでした。
その方から、可愛いサンタクロースのクリスマスプレゼントを頂きました。
息子からのプレゼントのように思いました。

12月25日に、息子が急逝してから、5 回目のクリスマスを迎えました。
当日は、息子に近況の報告に行って参りました。12月11日の祥月命日に届けて頂いたアイリスの花も、白いチューリップと霞草の花も、元気に咲いていました。
息子はきっと、自分と同じ様な警察の被害者の方が続かない様、願っていることと思います。
昨日、息子の同級生の方に頂いたサンタクロースギフトの中に、白いロウソクとロウソク立てが入っていました。
息子が子供の頃は、金・銀・赤のロウソクに火を灯しましたが、今日は白い蝋燭に火を灯しました。


「継続は力なり」。息子が好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-12-30 14:03 | Comments(0)
2013年 12月 10日
目撃者を探しています! 12/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

息子が新宿駅で災難に遭ってから、四年が過ぎようとしています。
早いもので、息子が急逝して、明日が四回目の祥月命日となります。

皆様に今日は、息子のボイスレコーダーに録音された、事件当日の出来事についてお伝えしようと思います。

1 私の一人息子 原田信助(当時25歳)は、平成21年12月10日の午後11時頃、JR新宿駅構内を通行中に、見知らぬ男子大学生より、突然階段から引き落とされ、暴行を振るわれました。その大学生の連れの女性が、駆けつけたJRの職員に、「(お腹のあたりを触る)痴漢行為をされた」と申告したため、二名の駅員からも暴行を振るわれました。
 息子は,何とか抵抗して体制を反転し、「今、暴行を受けている」と、携帯電話から110番通報しました。ところが、新宿駅西口交番から駆けつけた警察官に無理やり連行されたのは、息子の方でした。
「任意同行」と称されて、交番に連行された後拘束され、電話も帰宅も許されず、「あなたは被害者なんだから、署に行って、専門の刑事さんに話をしなければいけない」と,平岡雅大巡査部長に騙されて、新宿警察署に連行されました。
 息子は,新宿警察署の刑事に、「痴漢容疑の取り調べだ」と言われて、初めて自分に痴漢容疑がかけられていることを知りました。息子は、自分が暴行を受けた被害者であることを、何度も説明しましたが、新宿署の刑事たちは、息子を痴漢犯人と決めつけ、翌朝の4時頃まで、自白を迫る取り調べを行いました。息子は、新宿警察署を出た直後、その足で母校のあった早稲田駅まで電車を乗り継ぎ、自ら命を閉じたのです。

2 息子のボイスレコーダーは、息子が電車に轢かれた早稲田駅に落ちていたとのことで、落とし物として届けられ、私の手元に来ました。
 ボイスレコーダーには、警察から事情を聞かれる息子の言葉が残されていました。その息子の言葉によれば、息子は新宿駅のホームに向かう階段の3,4段目から、突然右腕を引っ張られ、階段の下に背中から落ち、その上に見知らぬ男性に馬乗りになられて「お前だろう,お前だろう」言われながら、首付近を何度も床に打ち付けられたということでした。息子は「何なんだ」と答えながら、身の危険を感じて相手を反転させたところ、駆けつけた二名の駅員からも暴行を受けながら、何とか立ち上がって 110番通報をしたということでした。110番通報は、新宿駅西口交番の警察官が到着するまで継続し、「私が暴行を受けた状況を,リアルタイムで(通信指令センターの)山岸さんに、ずっと説明していた」ということでした。

3 息子のボイスレコーダーには、新宿署の刑事が「女性の方が階段で、あなたにお腹を触られた被害を訴えている」と言って、朝の4時頃まで、取り調べをした様子が録音されていました。
 息子は、「駅の防犯カメラを調べて頂きたいのですが ・・」「女性の服から、何か反応とか採れないんですか ・・?」「目撃者を探して頂けないでしょうか ・・」と、最後まで正常な捜査をお願いしていましたが、新宿署の刑事は、「目撃者・・出てくればいいですね。新宿駅は、一日何十万人も通る訳ですからね」と全く取り合おうとしませんでした。
 翌朝4時頃、安平義則警部補に、「原田さん、もう帰っていいですから」と言われた息子は、訳の分からないまま、写真を撮られ(その前に 指紋も取られ・・)、「私は、これから冤罪被害者として、生きて行かなければならないのでしょうか・・?」と訊ねていました。
 
4 実はこの時、被害を訴えた女性が、「(息子は)服装が違うので、人違いだった」と言っていたことが、2010年12月27日に警視庁通信指令本部に対する「息子がかけた110番通報についての証拠保全の検証」で提出された「110番情報メモ」の処理顛末記録から、明らかになりました。
 ところが、新宿署は、息子が取り調べを受けた直後に自殺してしまったことから、人違いであることが判っていながら、息子を、「東京都迷惑防止条例の被疑者」と認定して、書類送致しました。
 そして、息子が必死で訴え続けていた暴行事件については、捜査を行わないまま、書類送検も行わず、事件として終わらせてしまったのです。

5 2011年4月26日に、国賠を提訴したのは、息子の名誉の回復のためと、この国の警察の捜査によって、息子のような被害者を二度と出してはいけないという心からの願いからです。現在まで、14回の口頭弁論が開かれましたが、東京都(警視庁)側は、「息子が、通路で女性のお腹を触った痴漢犯人」と主張し、根拠とする物証は一切提出していません。
 息子のボイスレコーダーには、事件当日 新宿署の署員らが、「階段で女性の方が、あなたにお腹を触られた被害を訴えている」と言って、朝の4時頃まで取り調べをしていた様子が、記録されていました。痴漢事件発生現場が、「階段」から「通路」に変わっていますが、このような事件が成立するものなのでしょうか。

第15回口頭弁論は、12月16日(月)11:00から 東京地方裁判所 803号法廷で開かれます。
休廷後、隣接する弁護士会館502D会議室にて、清水 勉弁護士による報告会を開きます。
皆様のご参加をお待ちしています。

明日は、息子が好きだった チューリップと霞草を届けに行って参ります。
息子はきっと側にいて、裁判の行方を見守ってくれていると信じています。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-12-10 07:00 | Comments(3)
2013年 11月 10日
目撃者を探しています! 11/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、11月5日に東京地方裁判所で開かれた第十四回口頭弁論のご報告をしようと思います。

【原告が立証計画を提出】  
●9月17日(火) 東京地方裁判所にて、第13回口頭弁論が開かれました。
期日前の9月13日に、原告は、息子 原田信助の録音を法廷で再生、検証して頂きたいという【検証申出書】を、裁判所に提出しました。
◇原告は、裁判所に【甲14号証】※「2010年1月11日に、原告が新宿警察署にて、黄海副署長から説明を受けた会話の音声データ」と、その【証拠説明書】を提出。
◆被告東京都は、[準備書面(7)]を提出しましたが、依然として、事件発生現場の変遷の根拠や防犯カメラ等の物証には一切触れていません。

●11月5日(火)の第14回口頭弁論に向けて
◇原告は、10月4日(金)【準備書面(7)】、【甲15号証】(110番の仕組み)と、その【証拠説明書】を裁判所に提出。
【準備書面(7)】では、新宿駅西口交番の警察官が新宿署の井上警部補に連絡をした際、口走った「それ別件別件」について、再度求釈明を求めました。
◆被告東京都は、10月22日(火)付けで、[検証の申出に対する意見書]を提出し、「音声データ【息子 原田信助が録音した新宿署の取り調べの一部始終】を(法廷で)検証する必要性は認められないから、本件検証申出は、速やかに却下されるべきである」と主張しました。
◇10月29日(火) 原告は【立証計画】を裁判所に提出し、証人尋問を行う人証及び予定時間の計画と、その必要性について陳述(記)しました。

●11月5日(火) 東京地方裁判所にて、第14回口頭弁論が開かれました。

裁判長から、原告の代理人に「原告側証人の『陳述書』を、次次回の期日前に提出してほしい」というお話がありました。裁判長が「警察官を(証人として)・・」と仰った際、原告の代理人が「警察官だけではありませんよ」というやり取りがありました。
また、裁判長は、東京都の代理人に「原告の【立証計画】に対する意見と、被告側の【立証方針】があるなら、次回期日までに提出してほしい」と仰いました。

◆被告東京都の代理人は、「一ケ月半位かかる」と回答しましたが、裁判長の「12月13日までに提出できませんか」との問いに、「提出します」と回答しました。

◇休廷後、隣接する弁護士会館5階504会議室にて、清水勉主任弁護士による報告会が開かれ、【立証計画】で人証とされた15人についてのご説明がありました。

【立証計画:15人の証人について】

1 自称被害女性(氏名不詳) 被害を自称した女性

2 訴外甲(氏名不詳) 一緒にいた男性 (【甲10号証】訴外甲による被害者原田信助に係る暴行被疑事件(平成22年検第14522号)については捜査記録が存在する)

3 訴外乙(氏名不詳)  一緒にいた男性

4 原田宏二氏(元北海道警察釧路方面本部長) 警察組織や業務の実情に精通している第三者としての証人

5 山岸薫(巡査長)(110番受理者) 息子 原田信助が暴行を振るわれて最中にかけた、110番通報の受理者

6 平岡雅大(巡査部長) 新宿駅西口交番における不法行為                 
①故原田の110番通報について事情聴取をしなかったこと             
②110番通報者である故原田を新宿駅西口交番に監禁したこと           
③故原田の帰宅希望や架電希望を拒絶したこと                 
④故原田に「被害者として新宿署に行く」と騙して、連行したこと          
⑤故原田に録音中止を求めたことの違法性                       

7 宿利貴征(巡査) 6に同じ

8 井上美佐雄(警部補) 新宿署において故原田及び自称被害女性ら3人について取り調べを行い、翌年1月26日には自称被害女性の「被害届」を作成した。

9 安平義則(警部補) 故原田からの事情聴取を直接的に担当していた。

10 大倉孝幸(巡査部長)  新宿署において故原田及び自称被害女性ら3人について取り調べを行い、「取り扱い状況報告書」を作成した。

11 永嶋晴美(新宿署巡査部長) 自称被害女性について「被害状況の再現」と「写真撮影」を行う際、自称被害女性が被害を受けた場所は【駅構内の階段】だったはずであり、すれ違い様に腹部を揉まれたと申告していたのに、新宿署内の講堂(平坦な場所)で被害状況の再現を行なっており、しかも静止状態で写真を撮影している。 また、平成22年1月21日付供述調書に、被害を受けた場所は【階段又は通路】と記している。

12 立延哲夫(警視正)(新宿署署長) 自称被害女性が、犯人は故原田ではなかったと説明し、故原田を被疑者とする事案は終結しているはずであるのに、「本件は、被疑者の身勝手な行為で犯行を頑なに否認するなど、許されるべきものではない」とし、故原田の自殺後に、犯罪捜査規範にない【特命捜査本部】を設置し、故原田を被疑者とする迷惑防止条例違反事件の捜査を遂行し、被疑者死亡で送検している。なぜこのような異常な捜査が行われることになったのか、警視庁本部との連携の実態を含めて明らかにする必要がある。

13 松浦克弘(警部)  【特命捜査本部】の責任者

14 警務部訟務課職員(氏名不詳) 警視庁本部が訟務対策として、新宿署に【特命捜査本部】を設置させ、警察官の対応を正当化するための捜査を行わせるよう、直接 指示をした人物。

15 原告本人(原田尚美)

今回の口頭弁論と報告会には、いつも傍聴ご支援下さる方々や、インターネットを通じて知り合った方々、仕事の合間に来て下さった方、新宿駅で目撃者探しにご協力下さった方々にご参加頂きました。

【国賠ネットワーク】の土屋翼氏、【犯罪被害者家族の会】(ポエナ)の小林邦三郎氏・出口広子氏にも傍聴ご支援を頂きました。

皆様、お忙しい中、本当に有難うございました。

12月16日(月) 午前11:00より、東京地方裁判所 803号法廷で、第15回口頭弁論が開かれます。

これからもご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

息子が急逝して、四回目の命日を迎えようとしています。
息子はきっと側にいて、裁判の行方を見守ってくれていると信じています。
「継続は力なり」は、息子が好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-11-10 05:40 | Comments(4)
2013年 10月 10日
目撃者を探しています! 10/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、9月17日に東京地方裁判所で開かれた第十三回口頭弁論のご報告をしようと思います。

今回の公判に先立って、原告側から東京地裁に、甲13号証 息子 原田信助が録音した「新宿警察署での取調べ:音声データ」と その検証申立書、甲14号証 私原田尚美が録音した「新宿警察署黄海副署長との会話:音声データ」と その証拠説明書(7)が提出されました。
被告東京都は、準備書面(7)を提出し、「警察の捜査に違法性はない」と主張しました。
◇原告代理人が【息子 原田信助の音声データの法廷での再現】の申立をしたところ、事実上、採用されました。
時期については、裁判長から「証人尋問の途中でやりませんかね!?」とご提案があり、原告側は了承しました。

ご支援下さる方が、弁護士会館での報告会の動画と、「検証申出書」を、HPにご登載下さいました。
ご高覧、宜しくお願い申し上げます。
【沙羅双樹の花のブログ】
http://sarasoujunohana.blog.fc2.com/blog-entry-857.html

第14回口頭弁論は、11月5日(火)午前10時〜 東京地裁709号法廷で開かれます。
予め原告代理人より、「証人尋問計画書」が裁判所に提出され、次回法廷で裁判所の判断を仰ぐことになります。

息子が急逝して、四回目の秋のお彼岸を迎えました。
お二人の方が、息子に菊の花束をお届け下さいました。
お心遣い有難く、心より御礼申し上げます。

10月1日、花店で誕生月のプレゼントとして、可愛いいバラの花束を頂きました。
息子からのプレゼントのように思いました。

白百合の向こうで、早稲田大学生時代の息子が優しく微笑んでいます。

明日は、息子の四十六回目の月命日となります。
11月1日は、黒木昭雄氏の三回目の御命日です。
黒木氏と息子は、どのような想いで、裁判の行方を見守っているのでしょうか・・。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-10-10 07:00 | Comments(3)
2013年 09月 10日
目撃者を探しています! 9/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

息子の事件後、2010年2月28日に、荒川区議会議員の小坂英二先生が、HPに
【痴漢冤罪、そして自殺。目撃者を探しています。】 をご登載下さって、息子の事件をご拡散下さいました。http://kosakaeiji.seesaa.net/
2010年5月7日に、【夕刊フジ】が
【痴漢と呼ばれ事情聴取のあと自殺】をご報道下さったので、多くのが方々に息子の事件を知って頂くことができました。
その後、インターネット上でご支援くださる方々や、新宿駅まで「目撃者探し」の応援に来て下さる方々、多くのジャーナリストの方々に御報道頂いてまいりました。
故黒木昭雄氏との御縁から、【市民の目フォーラム北海道:代表】原田宏二氏、【明るい警察を実現する全国ネットワーク:代表】清水勉弁護士と出会い、2011年4月26日に国賠を提起することができたのは、皆様のご支援のお蔭です。

皆様に今日は、2009年12月10日に起きた【息子の事件の概要】と【事件後の経緯】をお伝えしようと思います。

【事件の概要】 
私の息子原田信助(当時25歳)は、平成21年12月10日午後11時頃、帰宅のため、
新宿駅構内を通行中に、見知らぬ男性らから、突然階段から引き落とされ、暴行を振るわれました。
駆けつけた駅員からも暴行を受け、息子は、何とか抵抗して体制を反転し、「今、暴行を受けている」と、携帯電話から110番通報しました。
ところが、新宿駅西口交番から駆けつけた警察官に無理やり連行されたのは息子の方でした。
「任意同行」と称されて、交番に連行された後拘束され、私に電話をすることも許可して頂けませんでした。そして、「あなたは被害者なんだから、署に行って、刑事さんに話さなければいけない」と、騙されて、パトカーで新宿警察署に連行されました。

息子は、新宿署の刑事に、「痴漢容疑の取調べだ」と言われて、初めて自分に痴漢の容疑がかけられていることを知りました。
息子は、自分が一方的に暴行を受けた被害者であることを説明しましたが、3人の刑事はメモでさえ取ろうとしませんでした。
翌朝まで一方的に自白を迫る取調べが続き、「原田さん、もう帰っていいですから」とやすひら刑事に言われたのは朝の4時頃でした。
次に新宿署に行くときは、被害届を出すことになったものの、やすひら刑事の「お互いに訴えあえ」「証人として、(暴行を振るった)駅員さんの話を聞く」等の言葉に打ちのめされ、また長時間の取調べのため、心身ともに疲れ果て、自殺に追い込まれました。

さらに警察は、亡くなった信助を、痴漢の被疑者と認定して書類送検し、一方で、息子が必死で訴え続けていた暴行事件については、捜査を行わないまま、書類送検も行わず、事件として終わらせてしまいました。

私がその夜、息子の身に何が起きたのかを詳しく知ることができたのは、息子が英会話の勉強のために持ち歩いていたボイスレコーダーを、私に残してくれていたからです。
新宿西口交番と新宿警察署の取調べの一部始終を録音した息子のボイスレコーダーには、突然の暴行によって傷ついた身体の手当てもされず、自分は110番通報した被害者だと説明しても、訴えを取り上げず、電話も許されず、身に覚えのない痴漢の被疑者として一方的に追及され、どんどん衰弱していく息子の声が収められています。

息子の人生は、希望に向かって歩み始めたばかりでした。息子は意志の強い努力家で、JAXAに入る時には、一日15時間も勉強していたことを、親友の方から教えて頂きました。
息子がいなくなり、初めてむすこの部屋に入りましたら、部屋中本がいっぱいで、資格試験の参考書が積まれていました。事件の前月には情報処理技術者の資格も取得していました。他にもまだまだ人生で挑戦したいことが沢山ありましたし、「将来、早稲田大学に奨学金をつくりたい」などの夢もありました。

2010年12月27日の警視庁通信指令本部の証拠保全の検証において、「お腹を触られた」被害を申告した女性が、事件の翌朝4時30分前には、「(息子は)人違いだった」と証言していた事実が明らかになりました。
警視庁新宿署は、人違いであることが判っていながら、四十九日(2010年2月29日)に、息子を、「東京都迷惑防止条例の被疑者」と認定して、書類送致しました。

【事件後の経緯】
■2009年12月10日~11日
午後11時頃、歓迎会から帰宅するために新宿駅構内を通行中だった息子は、女子大学生の(お腹を触った)痴漢犯人とされ、女子大学生の友人の男子大学生に階段から引き落とされ、一方的な暴行を受けた。
息子は110番通報をしたが、駆けつけた駅員・警察官より、痴漢犯人として扱われ、新宿西口交番から、新宿警察署に任意同行された。
そして、新宿警察署では痴漢の被疑者として、明け方4時頃まで取り調べを受け、その後、息子は、新宿署内で休息を取り、5時45分頃警察署を出ると、電車に乗り早稲田駅に行き、午前6時40分、電車に轢かれ重態となり、東京女子医大に搬送された。
午後7時15分に私(原田尚美)の携帯電話に牛込警察署より電話があり息子の事故を知る。

■2009年12月12日
牛込警察署から、息子の持ち物らしきボイスレコーダーが落し物として届けられているとの連絡を受け、息子の声を確認して受け取る。
新宿警察署に電話をして、息子が何故、新宿署にいたのか、何時までお世話になっていたのか教えていただきたいと訊ねるも、「わからない」という答えしか返ってこないため、110番に通報して、きちんとした説明を求める。

■2009年12月13日
新宿警察副署長黄海氏より、私に電話があり、
「息子さんと大学生3人との間でトラブルがあり、駅員に取り囲まれ、お腹を触られたんではないかとする痴漢容疑で新宿警察署(生活安全課)で事情聴取を受けるが、大勢の人間が行き交う新宿駅で、息子さんを痴漢と認定するのは無理という判断の元、痴漢容疑は晴れたが、 
その後、お互いの暴行容疑で事情聴取が続き、3時から4時ころ、『学校もあるだろうし、会社もあるだろうから、帰宅するように』と言われ、大学生は帰ったが、息子さんは休ませてくれ、と言って2階のソファーで休んだ。
息子さんが署を出たのは5時15分・・・5時から6時半くらいの間かな。誰かが付きっきりでいた訳ではないので、正確な時間は分からない」と説明があった。
私が「息子はケガをしておりませんでしたか?」と訊ねたところ、「外傷はありませんでした」と答えた。(※この電話の内容は、翌2010年1月11日の新宿警察署での会見の際、黄海氏本人に確認しています)
■2010年1月9日
新宿警察署副署長より電話。1月11日に会うこととなる。

■1月11日
午前10時 新宿警察署にて、黄海氏と生活安全課課長菅原氏と会見。
「息子さんは(痴漢容疑の)犯人ではない」と言われ、ボイスレコーダーの提出を求められる。
黄海氏の説明では、「息子と、息子と組み合った男子大学生一名のみが事情聴取を受け、女子大学生ともう一人の男子大学生は参考人、誰からも被害届は出ていない」と言われる。
事件当夜、息子が暴行を受けた現場からかけた110番通報の内容と、受けた暴行の内容については、後日確認後に連絡をいただいて、息子の代わりに私が暴行の被害届を出すことになった。

■1月28日
新宿警察署の生活安全課課長から電話があり、息子を東京都の迷惑防止条例(痴漢)の被疑者と認定し、書類送致するとのこと。
女子大学生の被害届が出されているのか訊ねたが、有無について明言を避けられ、
また「新宿署として認定した」と言われた。

※菅原生活安全課課長のお話
「いろいろですね、関係している方と、あと、そういったことでいろいろ捜査しましてです、
駅員さんとか、関係した学生さんの方からも話を聞きましてですね、あと、ビデオテープとかいろいろですね、あのー、捜査のほうで調べましたらですね、もう残念ですけれども、息子さんのほうがですね、迷惑防止条例の被疑者と認定しましてですね、送致すると言うような形になりましたので、予めですね、ご連絡っていうことで差し上げたわけでございます」1/28

■2月1日
同じく新宿警察署の生活安全課課長から電話。1月29日に息子を東京都の迷惑防止条例の被疑者として、東京地検に書類送致したとのことであった。
暴行容疑の事情聴取での調書は存在するのかと訊ねたところ、調書は存在しないと説明したはずであると返答。
■2月25日 
JR東日本、機器管理室のО氏から、東京都個人情報開示課のK氏に連絡があり、
「平成21年12月10日の新宿駅の防犯カメラの映像は、警察のほうから証拠保全の指示がなかったので、消してしまってありません。」(※1)

■2月25日
新宿警察署に、息子に代わって被害届を提出しようとしたが、拒否された。

JR新宿駅駅長室で助役さんに、12月10日の日誌を見せていただく。
[12月10日・8号ホーム23:05迷惑行為で110番]との記載を確認。
暴行現場である階段の上に設置された防犯カメラは「階段の下まで写すカメラ」であることを教えていただく。
新宿駅でのチラシ配りの許可はいただけなかった。
■3月1日
警視庁情報公開センターに息子の「110番通報」の開示を請求。

■3月11日
新宿駅でチラシを配り始める。

■3月16日
東京都庁個人情報開示課へ、「110番通報」の開示請求について相談に伺う。

■3月18日
弁護士に「110番通報」の開示請求のため「23条照会」をかけていただく。(3月24日付照会)

■3月23日
新宿警察署に男子大学生を住所氏名不詳のまま暴行容疑で告訴しようとしたが拒否される。
暴行現場である階段の手前に、新しい階段が完成。

■4月6日
東京地方検察庁に弁護士と告訴状を持参。

■4月8日
新宿警察署から「郵送した告訴状を返送する」と2度めの告訴拒否の連絡を受ける。

■4月12日
目撃者探しのためのブログを開設。

■4月20日
検察庁から電話。検察庁は告訴を受理する方向で動く旨および証拠としてボイスレコーダーを提出してもらいたいという要請を受けた。

■4月23日
息子が11時27分にかけた「110番通報の記録」が一部開示された。(4月19日付回答)

■4月27日
検察庁から電話。都の迷惑防止条例の不起訴記録は非開示と連絡を受ける。

■5月25日 検察庁から「男子大学生に対する告訴状は受理されている」旨の連絡を受ける。

■2011年4月26日
警視庁を提訴 東京霞ヶ関の弁護士会館にて記者会見

■2011年6月14日に東京地裁709号法廷で 第1回口頭弁論が開かれ、2013年7月9日に第12回口頭弁論が開かれました。

2012年1月31日には、東京地方検察庁 鎌田隆志検察官 より新宿署が検察庁に送致した300枚の【不起訴記録】が開示され、様々な真実が明らかにされました。


9月17日(月)11時30分から 東京地方裁判所709号法廷にて、第十三回口頭弁論が開かれます。
清水勉弁護士による報告会は、弁護士会館5階504号室にて開かれます。
皆様のご参加をお待ちしています。

2009年12月11日に息子が急逝して 明日は四十五回目の月命日となります。
毎月11日には、東北大震災で御急逝された方々と息子のために黙祷を捧げています。

息子が学生時代、通学に使った都電荒川線の大塚駅近くの線路沿いには、沢山のコスモスが花開いています。
東京ではようやく、秋の気配を感じるようになりました。
先日、花屋でドラセナ・サンデリアーナを見かけました。
2010年12月11日 息子の一周忌の法要に御参列下さった友人の方々がお贈り下さった花束の中にあったドラセナ・サンデリアーナは、その後一年近く元気に葉を広げていました。

「継続は力なり」 息子の好きだった言葉です。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-09-10 11:46 | Comments(2)
2013年 08月 10日
目撃者を探しています! 8/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

皆様に今日は、近況のご報告をしようと思います。

2013年7月9日 東京地方裁判所 709号法廷で【第12回口頭弁論】が開かれました。 

今回の公判に先立って、原告側から東京地方裁判所に準備書面(6) 証拠説明書(5)書証(甲第10〜12号証)が提出されました。

【甲10号証】作成者:東京地方検察庁検察官検事 和田澄男 作成年月日:2012年11月21日
◇被害者原田信助に係る暴行被疑事件(平成22年検第14522号)については捜査記録が存在すること。しかし、原田信助を被疑者とする暴行被疑事件の記録は存在しないこと。新宿署は双方暴行についてどちらも送検していないこと。
【甲11号証】作成者:(株)日本記録士協会所属 記録士 吉本 洋子(反訳者)作成年月日:2010年1月11日
◇特命捜査本部において、故原田を被疑者とする都条例違反事件の捜査をしている最中に、新宿署の黄海副署長が、原告に対して、捜査状況を全般的に説明しており、警察では故原田を犯人だと判断していないこと、故原田を犯人だとする客観的な証拠がないこと、故原田を被疑者とする捜査はすでに終了しているので故原田の姿写真は裁断することになっていることなどを説明したこと。
【甲12号証】作成者:●● ●● (集団暴行事件の目撃者の方が検察庁特捜部にてご供述下さった陳述書)作成年月日:2010年10月17日
◇平成21年12月10日午後11時過ぎ、JR新宿駅の総武線ホーム(池袋方面行き)に向かう階段の下付近で、2mくらいの至近距離で目撃した状況は、私服で少し脱色した今どきの感じの髪型をした学生らしき2,3人の男性がひとりの男性を取り囲んで、うちひとりがうずくまっている男性の胴体付近を思いっきり何度も蹴っていた。周囲の人が「もう止めとけよ」と止めても、蹴るのをやめなかったので、駅員を呼ぶことになった。そのときにはまだ駅員も警察官もいなかったというものだった。

裁判長から、原告側代理人に、乙31号証(息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データ)と甲11号証(新宿署黄海副署長の説明の音声データ)を提出するようにという申し出があり、原告側代理人が「録音の音声は法廷で公開したい」旨 回答したところ、裁判長は「それは、こちらが聴いてから判断します」とのことでした。

休廷後、間もなく、清水勉先生を始めとする弁護団の先生方は、【息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データ】(乙31号証)と【私 原田尚美が録音した新宿署黄海副署長の説明の音声データ】(甲11号証)を提出しました。
息子は、2009年12月10日午後11時過ぎに、無理やり連行されたJR新宿駅西口交番で「録っておりますので、続けて頂けますか?」と録音を始め、その後の新宿署における取調べの様子等、全て残して逝きました。

事件の一ケ月後に、私は新宿署にお伺いして、当時の副署長黄海氏からご説明を受けました。
【甲11号証】の作成者は、(株)日本記録士協会所属 記録士 吉本 洋子氏(反訳者)となります。
反訳書には、以下の黄海氏のご説明が掲載されています。

「取り調べじゃなくて事情聴取ですね。息子さんは、犯人じゃないんで・・」
「物証、物証はないです」
「ええ、ええ。ですから、事情を両方聞いてて、警察の方では、原田さんに痴漢の疑いが掛けられてましたけれども、原田さんがやったという特定はできませんよと、いうふうに学生にも言いました」
「まあ、我々ね、ほんとにね、あのー、ちゃんとやってますよ」
「ううん。だって、あの、無罪の人作っちゃいけないもん」
「だって、あの、この人痴漢なんて来た人を鵜呑みにしたら、痴漢なっちゃうんですよ」
「息子さん、犯人じゃないんで、(写真は)裁断しなきゃいけないんです」

黄海氏は、「息子さんが受けた暴行事件の捜査は継続してやっていきます」とお約束して下さいました。
ところが、1月28日に、新宿警察署の菅原生活安全課課長から電話があり、息子を東京都の迷惑防止条例(痴漢)の被疑者と認定し、書類送致するとのことでした。
女子大学生の被害届が出されているのか訊ねましたが、有無について明言を避けられ、「新宿署として認定した」と言われました。

※菅原生活安全課課長のお話 
「いろいろですね、関係している方と、あと、そういったことでいろいろ捜査しましてです、駅員さんとか、関係した学生さんの方からも話を聞きましてですね、あと、ビデオテープとかいろいろですね、あのー、捜査のほうで調べましたらですね、もう残念ですけれども、息子さんのほうがですね、迷惑防止条例の被疑者と認定しましてですね、送致すると言うような形になりましたので、予めですね、ご連絡っていうことで差し上げたわけでございます」

その数ヵ月後に、黄海副署長は、本署に「教育係」として栄転されたと聞きました。

次回口頭弁論では、裁判長が、息子 原田信助が録音したICレコーダーの音声データと、私 原田尚美が録音した新宿署黄海副署長の説明の音声データを、裁判所で公開できるかどうかご判断されることと思います。

息子は自ら、新宿警察署の取り調べの可視化を行いました。
裁判官の方々が、「息子の録音」を証拠として採用することを信じています。
また、事件の一ヶ月後に、私 原田尚美が新宿署で録音した「黄海副署長のご説明」を、裁判所で公開するべく、裁判官の方々には、お力添えを頂きたいと心から願っています。

7月13日に、息子が急逝してから、四度目のお盆を迎えました。
当日、何方かが息子に花束をお届け下さいました。
お心遣いに、息子もきっと感謝していることと思います。

菩提寺の大きな蓮の花が次々と開花しては散り、今は一つの花だけが凛として咲いています。
この花のように、この国の司法も清々しいものであってほしいと願います。

息子はきっと、自分と同じような被害者の方が続かない様、願っていることと思います。
息子の名誉の回復のため、真実を明らかにするため、がんばってまいります。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
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# by harada-n | 2013-08-10 08:00 | Comments(5)