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2013年 12月 10日
目撃者を探しています! 12/10 追記
原田です。

皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。
ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。

息子が新宿駅で災難に遭ってから、四年が過ぎようとしています。
早いもので、息子が急逝して、明日が四回目の祥月命日となります。

皆様に今日は、息子のボイスレコーダーに録音された、事件当日の出来事についてお伝えしようと思います。

1 私の一人息子 原田信助(当時25歳)は、平成21年12月10日の午後11時頃、JR新宿駅構内を通行中に、見知らぬ男子大学生より、突然階段から引き落とされ、暴行を振るわれました。その大学生の連れの女性が、駆けつけたJRの職員に、「(お腹のあたりを触る)痴漢行為をされた」と申告したため、二名の駅員からも暴行を振るわれました。
 息子は,何とか抵抗して体制を反転し、「今、暴行を受けている」と、携帯電話から110番通報しました。ところが、新宿駅西口交番から駆けつけた警察官に無理やり連行されたのは、息子の方でした。
「任意同行」と称されて、交番に連行された後拘束され、電話も帰宅も許されず、「あなたは被害者なんだから、署に行って、専門の刑事さんに話をしなければいけない」と,平岡雅大巡査部長に騙されて、新宿警察署に連行されました。
 息子は,新宿警察署の刑事に、「痴漢容疑の取り調べだ」と言われて、初めて自分に痴漢容疑がかけられていることを知りました。息子は、自分が暴行を受けた被害者であることを、何度も説明しましたが、新宿署の刑事たちは、息子を痴漢犯人と決めつけ、翌朝の4時頃まで、自白を迫る取り調べを行いました。息子は、新宿警察署を出た直後、その足で母校のあった早稲田駅まで電車を乗り継ぎ、自ら命を閉じたのです。

2 息子のボイスレコーダーは、息子が電車に轢かれた早稲田駅に落ちていたとのことで、落とし物として届けられ、私の手元に来ました。
 ボイスレコーダーには、警察から事情を聞かれる息子の言葉が残されていました。その息子の言葉によれば、息子は新宿駅のホームに向かう階段の3,4段目から、突然右腕を引っ張られ、階段の下に背中から落ち、その上に見知らぬ男性に馬乗りになられて「お前だろう,お前だろう」言われながら、首付近を何度も床に打ち付けられたということでした。息子は「何なんだ」と答えながら、身の危険を感じて相手を反転させたところ、駆けつけた二名の駅員からも暴行を受けながら、何とか立ち上がって 110番通報をしたということでした。110番通報は、新宿駅西口交番の警察官が到着するまで継続し、「私が暴行を受けた状況を,リアルタイムで(通信指令センターの)山岸さんに、ずっと説明していた」ということでした。

3 息子のボイスレコーダーには、新宿署の刑事が「女性の方が階段で、あなたにお腹を触られた被害を訴えている」と言って、朝の4時頃まで、取り調べをした様子が録音されていました。
 息子は、「駅の防犯カメラを調べて頂きたいのですが ・・」「女性の服から、何か反応とか採れないんですか ・・?」「目撃者を探して頂けないでしょうか ・・」と、最後まで正常な捜査をお願いしていましたが、新宿署の刑事は、「目撃者・・出てくればいいですね。新宿駅は、一日何十万人も通る訳ですからね」と全く取り合おうとしませんでした。
 翌朝4時頃、安平義則警部補に、「原田さん、もう帰っていいですから」と言われた息子は、訳の分からないまま、写真を撮られ(その前に 指紋も取られ・・)、「私は、これから冤罪被害者として、生きて行かなければならないのでしょうか・・?」と訊ねていました。
 
4 実はこの時、被害を訴えた女性が、「(息子は)服装が違うので、人違いだった」と言っていたことが、2010年12月27日に警視庁通信指令本部に対する「息子がかけた110番通報についての証拠保全の検証」で提出された「110番情報メモ」の処理顛末記録から、明らかになりました。
 ところが、新宿署は、息子が取り調べを受けた直後に自殺してしまったことから、人違いであることが判っていながら、息子を、「東京都迷惑防止条例の被疑者」と認定して、書類送致しました。
 そして、息子が必死で訴え続けていた暴行事件については、捜査を行わないまま、書類送検も行わず、事件として終わらせてしまったのです。

5 2011年4月26日に、国賠を提訴したのは、息子の名誉の回復のためと、この国の警察の捜査によって、息子のような被害者を二度と出してはいけないという心からの願いからです。現在まで、14回の口頭弁論が開かれましたが、東京都(警視庁)側は、「息子が、通路で女性のお腹を触った痴漢犯人」と主張し、根拠とする物証は一切提出していません。
 息子のボイスレコーダーには、事件当日 新宿署の署員らが、「階段で女性の方が、あなたにお腹を触られた被害を訴えている」と言って、朝の4時頃まで取り調べをしていた様子が、記録されていました。痴漢事件発生現場が、「階段」から「通路」に変わっていますが、このような事件が成立するものなのでしょうか。

第15回口頭弁論は、12月16日(月)11:00から 東京地方裁判所 803号法廷で開かれます。
休廷後、隣接する弁護士会館502D会議室にて、清水 勉弁護士による報告会を開きます。
皆様のご参加をお待ちしています。

明日は、息子が好きだった チューリップと霞草を届けに行って参ります。
息子はきっと側にいて、裁判の行方を見守ってくれていると信じています。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。

by harada-n | 2013-12-10 07:00 | Comments(3)
Commented by nonyuki at 2013-12-11 17:42
今は何もしてさしあげられませんが、真実が明確になる事を陰ながら祈っています。
警察・検察・裁判官など、日本の現状がひどい事は私も身を持って感じています。
人を信じられる世の中になって欲しいと切に願います。
原田さん(同世代と思いますが)も季節がら体調には気をつけてやっていって下さい。
Commented by lostman at 2013-12-12 21:02
明けない夜は無いように、必ずや真実は明るみに出るものだと私は信じています。

息子様の無念を考えると胸が痛みます。

身に覚えの無い不当極まりない罵倒罵声

保護をし治療をするなら未だしも、長時間に渡る非道な取り調べには憤りを通り越して憤怒の感情すら懐きます。

必ずや息子様の汚名が晴らされ、正義の裁きが下されることを切に願っております。

助力にもなりませんが、陰ながら見守っています。

お辛いでしょうが御体を大事にして裁判で息子様の無念を晴らしてあげて下さい。
Commented at 2013-12-28 18:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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