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1 2013年 09月 10日
原田です。 皆様から沢山のコメントや、励ましのお言葉をいただき感謝しています。 ご支援下さる皆様、本当にありがとうございます。 息子の事件後、2010年2月28日に、荒川区議会議員の小坂英二先生が、HPに 【痴漢冤罪、そして自殺。目撃者を探しています。】 をご登載下さって、息子の事件をご拡散下さいました。http://kosakaeiji.seesaa.net/ 2010年5月7日に、【夕刊フジ】が 【痴漢と呼ばれ事情聴取のあと自殺】をご報道下さったので、多くのが方々に息子の事件を知って頂くことができました。 その後、インターネット上でご支援くださる方々や、新宿駅まで「目撃者探し」の応援に来て下さる方々、多くのジャーナリストの方々に御報道頂いてまいりました。 故黒木昭雄氏との御縁から、【市民の目フォーラム北海道:代表】原田宏二氏、【明るい警察を実現する全国ネットワーク:代表】清水勉弁護士と出会い、2011年4月26日に国賠を提起することができたのは、皆様のご支援のお蔭です。 皆様に今日は、2009年12月10日に起きた【息子の事件の概要】と【事件後の経緯】をお伝えしようと思います。 【事件の概要】 私の息子原田信助(当時25歳)は、平成21年12月10日午後11時頃、帰宅のため、 新宿駅構内を通行中に、見知らぬ男性らから、突然階段から引き落とされ、暴行を振るわれました。 駆けつけた駅員からも暴行を受け、息子は、何とか抵抗して体制を反転し、「今、暴行を受けている」と、携帯電話から110番通報しました。 ところが、新宿駅西口交番から駆けつけた警察官に無理やり連行されたのは息子の方でした。 「任意同行」と称されて、交番に連行された後拘束され、私に電話をすることも許可して頂けませんでした。そして、「あなたは被害者なんだから、署に行って、刑事さんに話さなければいけない」と、騙されて、パトカーで新宿警察署に連行されました。 息子は、新宿署の刑事に、「痴漢容疑の取調べだ」と言われて、初めて自分に痴漢の容疑がかけられていることを知りました。 息子は、自分が一方的に暴行を受けた被害者であることを説明しましたが、3人の刑事はメモでさえ取ろうとしませんでした。 翌朝まで一方的に自白を迫る取調べが続き、「原田さん、もう帰っていいですから」とやすひら刑事に言われたのは朝の4時頃でした。 次に新宿署に行くときは、被害届を出すことになったものの、やすひら刑事の「お互いに訴えあえ」「証人として、(暴行を振るった)駅員さんの話を聞く」等の言葉に打ちのめされ、また長時間の取調べのため、心身ともに疲れ果て、自殺に追い込まれました。 さらに警察は、亡くなった信助を、痴漢の被疑者と認定して書類送検し、一方で、息子が必死で訴え続けていた暴行事件については、捜査を行わないまま、書類送検も行わず、事件として終わらせてしまいました。 私がその夜、息子の身に何が起きたのかを詳しく知ることができたのは、息子が英会話の勉強のために持ち歩いていたボイスレコーダーを、私に残してくれていたからです。 新宿西口交番と新宿警察署の取調べの一部始終を録音した息子のボイスレコーダーには、突然の暴行によって傷ついた身体の手当てもされず、自分は110番通報した被害者だと説明しても、訴えを取り上げず、電話も許されず、身に覚えのない痴漢の被疑者として一方的に追及され、どんどん衰弱していく息子の声が収められています。 息子の人生は、希望に向かって歩み始めたばかりでした。息子は意志の強い努力家で、JAXAに入る時には、一日15時間も勉強していたことを、親友の方から教えて頂きました。 息子がいなくなり、初めてむすこの部屋に入りましたら、部屋中本がいっぱいで、資格試験の参考書が積まれていました。事件の前月には情報処理技術者の資格も取得していました。他にもまだまだ人生で挑戦したいことが沢山ありましたし、「将来、早稲田大学に奨学金をつくりたい」などの夢もありました。 2010年12月27日の警視庁通信指令本部の証拠保全の検証において、「お腹を触られた」被害を申告した女性が、事件の翌朝4時30分前には、「(息子は)人違いだった」と証言していた事実が明らかになりました。 警視庁新宿署は、人違いであることが判っていながら、四十九日(2010年2月29日)に、息子を、「東京都迷惑防止条例の被疑者」と認定して、書類送致しました。 【事件後の経緯】 ■2009年12月10日~11日 午後11時頃、歓迎会から帰宅するために新宿駅構内を通行中だった息子は、女子大学生の(お腹を触った)痴漢犯人とされ、女子大学生の友人の男子大学生に階段から引き落とされ、一方的な暴行を受けた。 息子は110番通報をしたが、駆けつけた駅員・警察官より、痴漢犯人として扱われ、新宿西口交番から、新宿警察署に任意同行された。 そして、新宿警察署では痴漢の被疑者として、明け方4時頃まで取り調べを受け、その後、息子は、新宿署内で休息を取り、5時45分頃警察署を出ると、電車に乗り早稲田駅に行き、午前6時40分、電車に轢かれ重態となり、東京女子医大に搬送された。 午後7時15分に私(原田尚美)の携帯電話に牛込警察署より電話があり息子の事故を知る。 ■2009年12月12日 牛込警察署から、息子の持ち物らしきボイスレコーダーが落し物として届けられているとの連絡を受け、息子の声を確認して受け取る。 新宿警察署に電話をして、息子が何故、新宿署にいたのか、何時までお世話になっていたのか教えていただきたいと訊ねるも、「わからない」という答えしか返ってこないため、110番に通報して、きちんとした説明を求める。 ■2009年12月13日 新宿警察副署長黄海氏より、私に電話があり、 「息子さんと大学生3人との間でトラブルがあり、駅員に取り囲まれ、お腹を触られたんではないかとする痴漢容疑で新宿警察署(生活安全課)で事情聴取を受けるが、大勢の人間が行き交う新宿駅で、息子さんを痴漢と認定するのは無理という判断の元、痴漢容疑は晴れたが、 その後、お互いの暴行容疑で事情聴取が続き、3時から4時ころ、『学校もあるだろうし、会社もあるだろうから、帰宅するように』と言われ、大学生は帰ったが、息子さんは休ませてくれ、と言って2階のソファーで休んだ。 息子さんが署を出たのは5時15分・・・5時から6時半くらいの間かな。誰かが付きっきりでいた訳ではないので、正確な時間は分からない」と説明があった。 私が「息子はケガをしておりませんでしたか?」と訊ねたところ、「外傷はありませんでした」と答えた。(※この電話の内容は、翌2010年1月11日の新宿警察署での会見の際、黄海氏本人に確認しています) ■2010年1月9日 新宿警察署副署長より電話。1月11日に会うこととなる。 ■1月11日 午前10時 新宿警察署にて、黄海氏と生活安全課課長菅原氏と会見。 「息子さんは(痴漢容疑の)犯人ではない」と言われ、ボイスレコーダーの提出を求められる。 黄海氏の説明では、「息子と、息子と組み合った男子大学生一名のみが事情聴取を受け、女子大学生ともう一人の男子大学生は参考人、誰からも被害届は出ていない」と言われる。 事件当夜、息子が暴行を受けた現場からかけた110番通報の内容と、受けた暴行の内容については、後日確認後に連絡をいただいて、息子の代わりに私が暴行の被害届を出すことになった。 ■1月28日 新宿警察署の生活安全課課長から電話があり、息子を東京都の迷惑防止条例(痴漢)の被疑者と認定し、書類送致するとのこと。 女子大学生の被害届が出されているのか訊ねたが、有無について明言を避けられ、 また「新宿署として認定した」と言われた。 ※菅原生活安全課課長のお話 「いろいろですね、関係している方と、あと、そういったことでいろいろ捜査しましてです、 駅員さんとか、関係した学生さんの方からも話を聞きましてですね、あと、ビデオテープとかいろいろですね、あのー、捜査のほうで調べましたらですね、もう残念ですけれども、息子さんのほうがですね、迷惑防止条例の被疑者と認定しましてですね、送致すると言うような形になりましたので、予めですね、ご連絡っていうことで差し上げたわけでございます」1/28 ■2月1日 同じく新宿警察署の生活安全課課長から電話。1月29日に息子を東京都の迷惑防止条例の被疑者として、東京地検に書類送致したとのことであった。 暴行容疑の事情聴取での調書は存在するのかと訊ねたところ、調書は存在しないと説明したはずであると返答。 ■2月25日 JR東日本、機器管理室のО氏から、東京都個人情報開示課のK氏に連絡があり、 「平成21年12月10日の新宿駅の防犯カメラの映像は、警察のほうから証拠保全の指示がなかったので、消してしまってありません。」(※1) ■2月25日 新宿警察署に、息子に代わって被害届を提出しようとしたが、拒否された。 JR新宿駅駅長室で助役さんに、12月10日の日誌を見せていただく。 [12月10日・8号ホーム23:05迷惑行為で110番]との記載を確認。 暴行現場である階段の上に設置された防犯カメラは「階段の下まで写すカメラ」であることを教えていただく。 新宿駅でのチラシ配りの許可はいただけなかった。 ■3月1日 警視庁情報公開センターに息子の「110番通報」の開示を請求。 ■3月11日 新宿駅でチラシを配り始める。 ■3月16日 東京都庁個人情報開示課へ、「110番通報」の開示請求について相談に伺う。 ■3月18日 弁護士に「110番通報」の開示請求のため「23条照会」をかけていただく。(3月24日付照会) ■3月23日 新宿警察署に男子大学生を住所氏名不詳のまま暴行容疑で告訴しようとしたが拒否される。 暴行現場である階段の手前に、新しい階段が完成。 ■4月6日 東京地方検察庁に弁護士と告訴状を持参。 ■4月8日 新宿警察署から「郵送した告訴状を返送する」と2度めの告訴拒否の連絡を受ける。 ■4月12日 目撃者探しのためのブログを開設。 ■4月20日 検察庁から電話。検察庁は告訴を受理する方向で動く旨および証拠としてボイスレコーダーを提出してもらいたいという要請を受けた。 ■4月23日 息子が11時27分にかけた「110番通報の記録」が一部開示された。(4月19日付回答) ■4月27日 検察庁から電話。都の迷惑防止条例の不起訴記録は非開示と連絡を受ける。 ■5月25日 検察庁から「男子大学生に対する告訴状は受理されている」旨の連絡を受ける。 ■2011年4月26日 警視庁を提訴 東京霞ヶ関の弁護士会館にて記者会見 ■2011年6月14日に東京地裁709号法廷で 第1回口頭弁論が開かれ、2013年7月9日に第12回口頭弁論が開かれました。 2012年1月31日には、東京地方検察庁 鎌田隆志検察官 より新宿署が検察庁に送致した300枚の【不起訴記録】が開示され、様々な真実が明らかにされました。 9月17日(月)11時30分から 東京地方裁判所709号法廷にて、第十三回口頭弁論が開かれます。 清水勉弁護士による報告会は、弁護士会館5階504号室にて開かれます。 皆様のご参加をお待ちしています。 2009年12月11日に息子が急逝して 明日は四十五回目の月命日となります。 毎月11日には、東北大震災で御急逝された方々と息子のために黙祷を捧げています。 息子が学生時代、通学に使った都電荒川線の大塚駅近くの線路沿いには、沢山のコスモスが花開いています。 東京ではようやく、秋の気配を感じるようになりました。 先日、花屋でドラセナ・サンデリアーナを見かけました。 2010年12月11日 息子の一周忌の法要に御参列下さった友人の方々がお贈り下さった花束の中にあったドラセナ・サンデリアーナは、その後一年近く元気に葉を広げていました。 「継続は力なり」 息子の好きだった言葉です。 これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。 ▲
by harada-n
| 2013-09-10 11:46
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